キャリアプランのメリット
①将来のビジョンが明確になる
最初から将来設計が
出来ている人はまれです。
なんとなくこうなれたらいいなぁでは
なんとなくもなれません(笑)
人は自分がイメージする以上の
行動は出来ないのです。
出来る事はどうやったらできるのか?
それを知ってプランをつくる
それだけで自分の未来が明るくなると思いませんか?
②月1回の個人面談でサポート
そうはいっても、最初の2.3年は
うまくいかない事の方が多い。
当然です。初めてやる事ばかりだから
でも、出来ないと出来る途中は違います
出来ないは=やらない
出来る途中=これが失敗です。
失敗は出来る途中なので、やり続ければ
出来るようになるのです。
何故そうなったのか?
だから次こうしてみよう!
失敗の経験を次に活かしながら
プランを軌道修正をしていく
そんな前向き発想が
この個人面談の目的です。
③独立の話が堂々と出来る
独立に関して揉めることが多いのは
この業界に限らずどこでもある話です。
最初から10年後に卒業してねっと
計画しておけばいい話なのです。
苦労を共にしたメンバーと
明るい将来の話が出来ないことほど
悲しいことはありません。
④評価の基準が明確!
出来る、出来ないの基準は何?
「技術」ってなにを指すのか?
そんな事思ったことないですか?
例えば
一指し指と親指で5センチって見せても
10人いればみんな違います。
要は、どのように頑張ればいいのかを
キチンと示すことが大切なのです。
技術とは
出来ない事が出来るようになる事
同じ結果なら1秒でも時間は少なく
だから、出来る事を増やすことと
早くできるようになること
この2つだけ頑張れば
評価してもらえるのです。
変な根回しなど必要ありません。
⑤プライベートの計画も出来る
プライベート?関係あるの?
多いに関係あります。
このキャリアプランには、
独立以外に結婚、出産、旅行など
仕事以外の事もプランします。
仕事のモチベーションなんて
プライベートな事がほとんどです(笑)
プライベートがうまくいかないと
仕事にも影響するものです。
人間はそんな神ではないのです。
勿論、そのとおりいく事は仕事より
確立はおちるでしょうが(笑)
仕事で鍛えれば、
こちらもきっといい影響が
あることは間違いないでしょう!
⑥何でも、実現可能な感じがする
これは感じではなく
本当に可能になります。
出来ないことが出来るようになる
あんなに時間がかかっていた事が
あっという間にできた。
人は自信があるから出来るのではなく
出来た事で自信を少しづつ
つけていくのです。
今、1で明日100になることは
出来なくても
毎日1づつやっていけば
100日後には、100になれる
だから毎日、何をしていけばいいのか
を計画すればいい。
それが、キャリアプランです。
⑦独立しない人もオーナーになれる
キャリアプランには独立しない
という選択も出来ます。
サロンで役員として残り、
デリヘアーの経営幹部を
目指してもらいます。
現在役員希望のスタッフが
いますので
「どうせやるなら社長を目指せ」
と言っています。
経営者になると美容のお仕事以外に
やらないといけない事が
山のようにあります。
それより美容を極めたいという人や、
結婚や出産、育児をしながらの
サロン経営は本当に大変です。
まわりの手厚いサポートがあれば
別ですが現実はなかなか厳しい。
大きい借金をせずに経営に参加できる
メリットは大きいと思います。
長期的な目標でもある
サロンの理想は、
スタッフ自身によるサロン運営なので
独立希望者でも、役員希望でも
経営の勉強はみっちりさせます(笑)
⑧厚生労働省の「JOBカード」活用
先程の評価制度と連動しているのですが
教育工程もきちんと分類しています。
この位の規模のサロンにしては
キチンとしていますねといわれますが
小さいサロンは行き届いた指導が
強みなのに、何が伝わったか?より
何を話したか?が目的になりがち。
教育は、受けた側に重点をおかないと
機能しないので、受けた側が
受けたとおりに出来てOKという
仕組みが必要。
それがこの「JOBカード」です。
デリヘアーは厚生労働省の
人材育成奨励事業所の認定を
受けています。
要は、労務管理、教育制度、を整えて
受け入れ、支援、定着、発展させる制度
の普及を公的機関として応援します。
ということなのです。
助成金が受けられるので、小さいサロンでも
ゆっくりじっくり教育が出来るのです。
そのかわり審査がすごく厳しい。
税金の滞納から解雇歴など
あらゆる調査があります。
最近はこの制度を悪用する
企業が多く審査が厳しくなりましたが
永い実績があるのと
キレる社労士さんのおかげで
迅速な対応と手厚い教育が
受けれるのです。
「JOBカード」を活用する理由
はもう一つあります。
もし、ウチがなにかあっても、
JOBカードの認定があれば
スタッフを守れるのです。
例えば、ウチが倒産します(笑)
そうすると、職場がなくなるので
スタッフが就活します。
その際に自分のスキルを
証明できるのです。
前のサロンでこうゆうのやってました
と言っても、やり方はサロンそれぞれ。
どういうレベルでどれ位のことが
どれだけ出来るのかが分からないと
給与や待遇で損をしてしまう。
デリヘアーではなく、公的機関が
証明する事とそういう人を雇用すると
雇用する側にもメリットがある。
JOBカードはそんな目的があります。
「そこまで考えるの?」と言われますが
他人を預かるのですから当然です。
経営者には雇用を創出・維持する
責任があるし、あらゆる努力をしますが
それでも、これからの世の中は
自分ではコントロール出来ない
想定外の事が起きないともいえない。
スタッフのことを大切に考える
そして自分には何が出来るかを考える
こういう備えを積みあげていくことが
環境を整備していくことだと思います。